今更ですが昨日ゲームを作っているとき魔法を吸収できない（属性有効度で負の数を指定できない）ことに気づいたので、できるようにするスクリプトを作りました。
VXではできていたはずなのにVXAceではできないことで、ちょっといじるだけで再現可能なので販売されてすぐに誰かが作っちゃったと思いますが確認するのが面倒なので気にせず公開します。
・仕様
負の数を指定した属性は属性攻撃を受けるとダメージではなく回復します。
負の数の属性を重なった場合も負の数の属性のままです。
（例えば、アクターの属性と職業の特徴で同じ属性で負の数の属性度を持っている場合など）
・テストゲーム
ダウンロード
・スクリプト
DataManager
Game_BattlerBase
・導入方法
上のスクリプトたちを入れた後
元のDataManagerのself.initのcreate_game_objectsよりも下にload_normal_data_magic_absorbを挿入します。
例
・使い方
まず、敵の属性有効度をセットします。（これをしないと下の操作は無視されます）
その後、追加したDataManagerのself.load_normal_data_magic_absorbの定義内で
self.negative_magic_element(
type,
id,
elem)を使って、指定した属性有効度を-1倍します。
type は
0の場合アクター、
1の場合は敵キャラ、
2の場合は職業、
3の場合は武器、
4の場合は防具、
5の場合はステートとなります。
idはキャラクターのID、
elemで-1倍する属性のIDです。（デフォルトだと物理:1、吸収:2、炎:3、氷:4、雷:5、etc）
・使用例
例として、テストゲームで作った、雷吸収のステートを見てみます。
まず、雷吸収用のステートを作り、属性有効度を[雷] * 100%とします。
そしてself.negative_magic_element(5,26,5)とすることで雷吸収ステートが完成しました。
（追記）負の数の属性度が2つあって、それを掛け合わせても負の数の属性度を維持するようにしました。
