今までのセーブデータを無関係にするのならと開き直って
訓練コマンドの仕組みを大幅に書き直しました。
今までGame_Actorなどの上でごちゃごちゃと実行していたのを
Training_Itemなるクラスを作ってそのリストをキャラごとに持たせることで
結構すっきりしましたし、色々柔軟性が持てるようになりました。


あと一部のステートでターン経過で別のステートに移るようなスクリプトを追加しました。
今回の場合、毒状態になって4ターン目で毒による痺れ状態になって、5ターン目で戦闘不能になります。
元ネタはドラゴンスレイヤー英雄伝説の毒です。


それから敵のAIがちょっと弱いなぁと思ったので強化しました。
条件において"または"はある程度できるんですが"かつ"を使うことができないみたいなので
できるようにしてさらに新たな条件を自由に付け加えられるようにしました。
つまり"HPが半分以下かつ8ターン目以降"みたいな条件もできるようにしました。
さらにターゲットも指定できるようにしました。
今までだとたとえば回復魔法を適切な相手に行うのができなったと思うのですが
それをできるようにしました。
今回だと一部ボスがエグイAIになっています。

それから会心率を運のよさに依存させるようにしました。
ついでに状態異常の成功率を使用者と対象者のパラメータに依存させるようにしました。
atanを使って定義しているので極端に差がある場合は成功率が100%に近くなります。
今回の場合は
物理攻撃の場合は使用者の攻撃力と対象者の防御力に依存、
魔法攻撃の場合は使用者の魔力と対象者の魔力に依存して決まります。（魔法防御ではない）
スタンの場合のみ使用者の攻撃力と対象者の攻撃力に依存して決まります。

さらにクリティカル時における倍率が物理攻撃の場合は腕力、魔法攻撃の場合は知力に依存して
上昇します。

それから条件によって変化する選択肢のようなものを作ってみました。
一応選択肢コマンドを使っているんだけど、もともと選択肢の個数には制限がなく
単にエディタ上の選択肢が4つしかないだけのようなので、5個以上でも表示できました。
今回だとスタート時の選択に使っています。
シナリオクリアするごとに選択肢が減っていくようにしています。

それから戦闘中にステータスを確認できる"状態"コマンドを追加しました。